高麗人参の選び方 -健康増進支援サイト

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高麗人参とエゾウコギの違い

高麗人参と同じウコギ科の植物で【エゾウコギ】があります。
エゾウコギのエゾとは蝦夷地、つまり北海道のことです。
エゾウコギは北海道やロシアと中国の国境部分(かつて満州があった地方)などに自生することからこの名前がつきました。
シベリア人参と呼ばれることもあります。

エゾウコギは高麗人参と同じく根の部分に高い栄養価があり、高麗人参と同じく健康食品として珍重される存在です。

高麗人参とエゾウコギは同じウコギ科の植物で、根の部分は見た目も似ています。
どちらも高い薬効成分があり、共通する点が目立ちます。
しかし実際の薬効成分にはかなり違いがあります。

高麗人参もエゾウコギもオレンジ色の人参とは別物です

高麗人参は人参と名がついていますがオレンジ色の人参とは全く別の植物です。
オレンジ色の人参はセリ科の植物、高麗人参はウコギ科の植物です。
両者は形が似ているから同じ人参と呼ばれているのに過ぎません。

日本に初めて高麗人参が伝わってきたのは8世紀ごろです。
当初、日本で人参と言えば高麗人参のことでした。
オレンジ色の人参が日本に伝わったのは16世紀のことです、この時に高麗人参の形に似ていたため、このような名前になりました。
つまり高麗人参のほうが人参の元祖なのです。

まだまだ歴史の浅いエゾウコギの研究

エゾウコギは北海道に自生することから、古くから北海道の地に住むアイヌ民族に薬草として珍重されてきた、という説もあるようですが、資料不足のため信ぴょう性は今一つで、定説には至っていません。
古い文献には、当時の日本人(アイヌ民族以外)はエゾウコギに薬効成分があることを知らず、草部分に棘が多いことから邪魔な雑草扱いをしていたそうです。

エゾウコギは江戸時代、米沢藩が栽培していたという記録もあり、歴史上の文献にたまに登場します。
しかしどの情報も散発的で、古くからその存在を知られていた可能性はありますが、高麗人参のようにメジャーな存在ではなかったようです。
エゾウコギが本格的に脚光を浴びたのは1960年ごろにロシアの研究機関が高麗人参と同じウコギ科の植物であることに着目し、大々的に研究を始めたことです。
その研究によると、有効成分は高麗人参と同様にサポニンを含み、高い抗酸化作用があることがわかっています。
ストレス耐性を高める効果もあり、うつ病予防に有効なのではないか?という説が有力です。
しかしエゾウコギの研究は歴史が浅く、歴史的な資料にも乏しいため、薬効成分は未知数の点が多いようです。

滋養強壮に効果のあるエゾウコギ

エゾウコギは高麗人参と同様に高い抗酸化作用があるサポニンを含み、さらにイソフラキシジン、クロロゲン、ビタミン、ミネラル、などを含みます。
これらの成分は滋養強壮作用に効果があり、一般的にエゾウコギは滋養強壮作用のある薬草、と認知されています。
高麗人参と共通する栄養素もあれば、異なる栄養素も含んでおり、同じウコギ科の植物だからといって高麗人参の代わりになるような存在とはいえません。

高麗人参にはないエゾウコギの特徴には【エレウテロサイド】や【イソフラキシジン】などの有効成分による、リラックス効果、ストレスの軽減効果があることがわかっています。
このため日本では主にリラックス効果、うつ病予防を目的としたサプリメントの主成分に用いられます。
プロの日本人アスリートで、試合前の緊張を緩和するために服用する人が多いそうです。
高麗人参ほどではないですが、免疫力を上げる効果、疲労回復効果もあり、漢方薬の素材としてそれなりに重宝される存在です。

同じウコギ科で、薬効成分があるのは主に根の部分、そして高麗人参とその根っこの見た目もそっくりなエゾウコギですが、肝心の薬効成分で共通する部分はあまりなく、見た目が似ている別物の薬草と考えるべきです。