高麗人参の選び方 -健康増進支援サイト

高麗人参の効果や効能、おすすめアイテムなどを解説しているサイトです。

メインイメージ
画像

高麗人参は自家栽培できる?

現在、高麗人参は日本でも畑栽培されています。
しかし元々、高麗人参は原産国である中国や朝鮮半島の深い山奥や森の中に自生するだけの、希少価値の高い存在でした。

なぜ高麗人参は山奥や森の中など、草深い場所にしか生えていないのか?
それは高麗人参の驚異的な栄養成分に深く関係しています。

高麗人参の自生する土地は、高麗人参によってその周辺の土の栄養を根こそぎ吸い取られてしまいます。
そのため一度高麗人参が育った場所では、十数年しないと同じ場所で高麗人参は育たないといわれています。
この点は栽培技術と改良が発展した現在でも劇的な改善はなく、高麗人参は畑で栽培しても育つまでに最低4年はかかります。
理想は6年かけて育てることで、肥沃な土地で育てた6年物の高麗人参は最高品質とされています。

高麗人参が育つ気候条件は?

高麗人参は元々、中国と朝鮮半島の一部の地域に自生するのみの存在でした。
それを考えると育つための気候条件が極めて限定的であることがわかります。

高麗人参が育つ気候は寒すぎても暑すぎてもダメです。
そして土壌の水はけが良い、という点が好条件につながります。
高麗人参にとって理想の土壌は50~60%の保水率を常に保つことが出来る土の状態です。
この条件は日中、数時間直射日光が当たる場所は厳しいです。
だからこそ森や山奥など、木々が茂った場所に自生するわけです。

連日雨が降るかもしれない梅雨でも保水率50%を保つため、水はけの良さも重要なのです。
土地に適度な傾斜があると水はけが良くなります。
一般的に高麗人参栽培で最適なのは15度の傾斜のある斜面です。

日本に高麗人参は自生しないため日本産の高麗人参は全て栽培です。
主な栽培地は福島県、長野県、島根県などです。
海外では中国や韓国以外に、カナダやロシアでも盛んに栽培されています。

自生する朝鮮半島や中国の位置は日本と比べると緯度が上の方にあり(世界地図で見るとちょうど東北と同じくらい)、日本人の感覚では寒い地方です。
日本でも東北地方で栽培が盛んなため、冬は寒くて雪が多めに振るくらいの気候が栽培に適していると思われます。

高麗人参を自家栽培するときの注意点

最初に覚えておきたいのは、高麗人参を種から栽培した場合、収穫まで最低でも4年はかかるという点です。
その間しっかりと世話しないといけないため、家庭菜園としてはかなりハードルが高く、趣味で家庭菜園というレベルとはいえないでしょう。

何よりも大切なのは土の栄養です。
高麗人参は周囲の土の栄養を根こそぎ吸い取ります。
これは裏を返せば、土からたっぷり栄養を吸わないと育たないということです。
プランターによるベランダ菜園ではどうしても土の栄養が足りなくなり、途中で枯れてしまう可能性大です。
しかし実際にベランダ菜園で高麗人参を育てているという人はいます。
もしプランターで育てる場合は育つまで何度か、土の入れ替えが必要になるでしょう。
また高麗人参は直射日光や風に弱いため、日よけや風よけも必要です。

高麗人参は栽培用の種が市販されています。
さらに苗の状態の一年根や二年根も売っています。
高麗人参は育つまで数年かかるため、初心者は苗から始めるのが無難でしょう。

土の栄養が非常に重要なため、高麗人参を植える場所には予めトウモロコシなどを育て、それらの作物が熟す前に収穫して、それを肥料として土に還します。
このように高麗人参を自家栽培するときは、事前に土に栄養を与える土壌作りから始めるのが基本です。
高麗人参作りを生業としている業者は土壌作りに1~2年かけるそうです。

以上のように、高麗人参栽培は日本でも寒い地方なら育つ環境が適うため自家栽培は可能です。
しかしその難易度はかなり高く、しかも収穫まで数年かかります。
このため初心者が家庭菜園の感覚で始めるのは少しハードルが高いかもしれません。